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インジゴを脱色剤(主に次亜塩素酸ナトリウム)にて褪色または淡色に晒す加工法。褪色にするのをフェード、淡色にするのをブリーチと呼んでいる。
@インジゴを次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)で酸化させて漂白する。急激な科学反応を利用するため、処理浴のpH、温度、時間等正確な管理が要求される。
ANaClOを還元剤にて完全に中和させる。ここで手を抜くと異臭、強度低下、黄変、皮膚障害等のトラブルを起こす。
B強力なソーピング剤で不純物を完全に除去させる。色相の鮮明化、黄変防止を目的とする。
Cすすぎも大切な工程である。ここで手を抜くと十分な堅ろう度が得られない。
D柔軟処理で使用する薬品もあらかじめテストして耐光堅ろう度の優れた物を使用する。
E脱水後の乾燥は低温乾燥を行う。高温乾燥をすると変色、縮率、風合いに悪影響を及ぼす。 |